またお会いしましょう

See you again

子ども食堂Orkaを休止します。

室見こども食堂オルカを2023年11月に始めて、1年5ヶ月。
たくさんの親子やご近所の方、ボランティアの皆さんのお陰でのべ340人位の方々がオルカのご飯を食べてくださいました。
4月から放課後等デイサービスを開始することで、今の場所では続けられないことになり、移転の予定でした。
しかし、急遽移転ができなくなり、残念ながら一旦休止となります。
本当に残念な気持ちですが、また移転先が見つかれば再開するつもりです。
沢山のお礼の言葉をいただきスタッフも励みになりました。
ありがとうございます。

嬉しいお便り

実際のお手紙

Orka様

一旦休止のご連絡、とてもびっくりでした。

家では子育てに疲れて、仕事でも疲れて毎日毎日ワンオペで疲れて、、、。

「私のことは誰が助けてくれるの!?」とイライラしていた時期に、なにげなく近くのサポートを探し、その時にちょうどOrkaさんを見つけました。

たまに「手伝ってもらう側」になって美味しいごはんを出していただいて、優しいスタッフのみなさんとお話をさせていただいて、子供たちのことも大切にしていただいて、いつも元気をもらっていました。

しばらくの休止はとっても寂しい思いですが、また再開した時はどうぞよろしくお願いします♡

Orkaさん大好きな利用者より

実際のお手紙

オルカの皆様

放課後デイサービスの御開業おめでとうございます。

これまでフードシェアでたくさんお世話になり、助けて頂きました。

ありがとうございました。

お恥ずかしい話、我が家は主人とは籍が入っているだけの状態で、生活は母子家庭です。

いろいろな事情があり、籍を抜けれない状態です。

私が働いただけでは、こども達に我慢させる事も多く、長男は給食のパンを持ち帰って来て、弟にシュガートーストを作り、弟のおやつに食べさせてくれたりします。

オルカさんでフードシェアとして分けて頂いた食品は本当にありがたかったです。

行政や他のフードシェア団体に相談しても、「もっと優先度の高い方が、、、」「ひとり親ない、、、」とやんわりと断られる事ばかりで、オルカさんが私達にもフードフェアを受け入れて下さった時は驚きでした。

本当にたくさん助けていただきました。

ありがとうございました。

これからも、ますますのご活躍をお祈りいたしております。

かしこ

温かいお家との出会い

最初に建てられたオルカがあるお家は、M先生という小児科医の先生が、子どもたちを守りたい、安全安心の中で育みたいそんな気持ちで産後ケアハウスを始められました。
自宅の敷地内に建てられたお家で、事業用なのに天窓・床暖等、細部にこだわり集う人たちのことを考えられた心が温まるお家でした。
形は違うけれど、子どもたちの、おとなたちの、地域の居場所として引き継いでいきたい。
まずは、子ども食堂から始めたいと2023年11月にスタートしました。


室見こども食堂オルカ

子ども食堂には、貧困から子どもたちを救う目的で当初は始められましたが、今では、子どもも大人も集える居場所として運営されています。
私は社会の循環の一つに子ども食堂があって、そこで社会と繋がり、成長して大人になった子どもたちが社会に貢献できる人になっていく。
いろんな価値観があり、ご意見いただくこともありますが、誰もが集まれる居場所として運営してきました。
子ども食堂を通して、いろんなドラマがありました。
初めての日、子どもたちは来てくれるだろうか・・ドキドキしながら待っていると、一人の女の子がお父さんを連れてきてくれました。
その子は、登下校中にチラシを見てくれて、オープンを待っててくれたのです。
お皿に何一つ残さずごちそうさま。
本当に忘れられない日でした。
そこから、1年5カ月でのべ約340人が来てくれました。
赤ちゃんだった子が歩くようになったり、家では食べない野菜を食べれくれたり、いつも煮物を楽しみにしてくれていたり、私の亡き母が作っていた糸島の郷土料理(そうめんちり)を美味しいと喜んでくれたり・・。
じつは、オルカはいろんな人がいました。
栄養士・調理師・保育士・公認心理師・看護師・保健師・教諭・事務のスペシャリスト・子育て経験あるママ・・それぞれの専門性や経験でスタッフ同士で学ぶことも多かったし、ゲストで大学教授・医師・ダンサー・花育士・日本茶マイスター・英語での弁論大会優勝者など多種多様な才能の方々。
とにかく、楽しかったな・・。


まごころのキャッチボールの感謝

続けていくには、スタッフの協力が不可欠。
暑さにも寒さにも負けず、朝から食事の準備をしてくれた調理スタッフ、子どもたちに寄り添って遊んだり、保護者の方となにげない会話で寄り添ってくれたスタッフ、何かできることはないか志を持った学生ボランティア。
たくさんの人のまごころが集まって運営できました。
そして、専門家たちのかたも、何か役に立てたらとボランティアで来てくださいました。
そうしていたら、今度は参加しているお母さん、お父さんができることしますよと手伝ってくれるようになりました。
まごころを投げればそれは、いろんな形で返ってくる・・
子ども食堂を運営してみて、世の中に、こんなにまごころがある人がたくさんいるんだ、日本の未来に希望を抱かせてくれました。


残念ながら・・でも!

4月から、今の場所で放課後等デイサービスを始めます。
それは、私が専門職であり、子どもたちに必要な経験を通して、どの子も自分らしく生きていってほしいと思う願いを放課後等デイサービスで実現したいと考えたからです。
そうなると、今の現状では、子ども食堂を移転することになり、予定しておりましたが、場所が見つからず、一旦休止にならざるを得ません。
たくさんの方から、いろんな励ましの言葉や情報をいただき、状況が整えば再開する予定です。
大変残念ですが、一旦室見子ども食堂はお休みします。
また、再開できるように努めてまいります。
今まで、本当にありがとうございました。
そして、また、おいしいごはんを作って皆さんとお会いできる日を楽しみに待ちます。

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